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History

2019/05/13 15:53

 1936年(昭和11年)9月、世界的なメントール需要を背景に倉敷市西富井に農林省指定薄荷試験地(1951年4月に移管され岡山県農業試験場倉敷はっか分場となる)が設置され、ここで生まれた品種が倉敷薄荷の「秀美(しゅうび)」です。

 和種薄荷ブランドの一つである「秀美(しゅうび)」は、ペパーミント(ミッチャム種)と和種薄荷「三美(さんび)」を交配して生み出されたもので、茎が赤く、濃紫色の花が咲きます。他の品種に比べて収油率が高く、またメントフランを含む唯一の品種であることからミントのような清涼感ある香りが特徴で、お茶や入浴剤などにも使うことができる品種として今後を期待された品種でした。

 1967年(昭和42年)より試験的に栽培が始められたものの、高度成長期の工業化の波と社会構造の変化によって、薄荷がほとんど栽培されなくなり、薄荷産業の終焉と共に日の目を見ること無く消えていった幻の品種となりました。